みなさん、こんにちは。はまーです。
私の公式LINEで、広告動画編集の質問を受け付けているのですが、最近よくいただく質問がこちら。
動画編集の基本的なスキルは覚えたんですが…次に何を勉強したらいいですか?
カットやテロップ、BGM挿入など基本的な動画編集スキルを身につけた後に、実務につながるスキルはズバリ「デザイン」です。
この記事では、動画編集者が「デザイン」を勉強すべきその理由と、デザインの基本のひとつである「デザインの4原則」についてお話しします。
デザインの4原則を意識するだけで、動画の出来栄えが一気にアップするので、是非参考にしてください。
なぜ動画編集者が「デザイン」を勉強すべきか?
動画編集には「テロップ」や「写真の配置」など、デザインが必要な項目がたくさんありますが、それらを「何となく」でやってしまっている…という方も多いかと思います。すごく、もったいないです!
特に広告動画は1画面の表示時間が短いので、ハデなエフェクトや、高度な編集技術よりも「ひと目でわかる」「伝わる」といった部分の方が大事です。
極端な話、1画面1画面のレイアウトさえきちんとしていれば、エフェクトが全くなくても「広告動画」として成立します。
でも、デザインってセンスが必要なんじゃないの?
そんなことはありません!デザインの基本は誰でも実行できます!
センスが必要になるのは「基本」を踏まえて「応用」する時です。デザインの基本は数学の公式のように、覚えてしまえば誰でも活用することが出来ます。
デザインの基本はいろいろあるんですが、今回は動画の要である「テロップ」や「素材」の配置(レイアウト)に関係ある「デザインの4原則(レイアウトの4原則)」についてお話しします。
この4原則は覚えさえすれば、誰でも実践可能です。「今まで知らなかった」「やっていなかった」という方は、意識して作れば動画の出来栄えが劇的に変わるはずです。
動画編集にも使える「デザインの4原則」
1.整列
「整列」はテロップ編集の際にとても重要です。
イメージとしては、見えない線に沿って先頭の文字を配置する感じです。文字の頭がバラバラだと「どこから読むのか分からない」「まとまりがない」「読みにくい」などデメリットだらけですので、必ず揃えてください。
動画編集で一番使うのは、やはり中央揃えです。Youtubeのテロップは大半が中央揃えですよね?
迷ったらとりあえず、中央揃えにしておくといいでしょう。
※ただし、Tiktokなど広告感を前面に出したくない場合は、あえて整列しない…という方法もありますが読みにくくない程度にしましょう。
2.対比
「対比」もテロップ編集の際にとても重要です。
文字の強弱をつけることで、短い時間でも効果的にアピールすることが出来ます。
3.近接
「近接」は画面の構成を考えるうえで重要です。
関連するものは近づけて、そうでないものとは間をあける=きちんとグループ分けすることによって、ひと目で理解できるレイアウトになります。
4.反復
「近接」と共によく使うのがこの「反復」です。
関連のある項目は、同じ要素をくり返すことで一貫性のあるまとまったレイアウトになります。
「デザインの4原則」を動画編集でも活用しよう!
今回ご紹介したデザイン4原則を守って画面を作ると、派手なエフェクトや高度な技術がなくても、プロっぽい動画にグッと近づきます!
広告動画は「広告バナーの集まり」だと個人的に思ってます。バナーはデザインが重要ですよね?同じように動画編集もデザインなしには出来ないと思います。
デザインを勉強すれば、もっとオシャレで印象的な動画を作ることも可能です。
もし、今回の記事を読んで「もっとデザインのことが知りたい!」と思った方は、下の記事でデザインの勉強におすすめの本やサイトを紹介しているので、こちらも読んでみてくださいね!